トレーニング内容
理学療法士(PT)スタッフ 10名
起き上がって座る、立って歩くなどの基本的な運動機能の回復をサポートします。
- 歩行練習、階段の上り下り練習
- 座位保持、車いす移乗練習
- 正確な関節の動きや筋力の強化訓練(レッドコード)
- 効果的な自主トレーニング方法 など
その他、温熱療法、電気療法等の機器も完備しています。また、適切な車椅子・杖・歩行補助具の選定や、より安全に行える介助方法の指導も行います。
作業療法士(OT)スタッフ 4名
実際に在宅復帰されてからのライフスタイルに合わせ、心と身体の両面から回復をサポートします。
- 上肢や手指の基本的な運動機能の練習
- 食事やトイレ等の日常生活動作の支援
- 調理や掃除・洗濯等の家事動作の支援
- 趣味や生きがい等の余暇活動・役割の獲得
- 職場復帰が必要な方には職業復帰の支援
その他、必要に応じて、動作を助ける道具(自助具)・環境整備なども患者さま・ご家族と一緒に考えながら安心して介護できるように適切な介助方法の指導も行います。
家屋調査(退院前訪問指導)
退院前にご自宅を訪問し、生活スタイルを含めた家屋調査を行い、改修方法や福祉機器の提案・紹介などを行います。
排泄動作獲得へのトレーニング
直接的な動作訓練に加え、リリアムα200(大塚製薬)という膀胱内尿量を測定できる機器を用い、適切なトイレ誘導を行いながら、在宅復帰の要因となる排泄動作の獲得に向けてトレーニングを行います。
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調理訓練
自宅での料理を想定し、メニューを決め、買い物や調理動作の練習を行います。
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入浴動作訓練
浴槽の出入りや洗体など、自宅での入浴場面を想定した練習を行います。
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和室動作訓練
和室での清掃や布団の上げ下ろしの動作、畳上での歩行や立ち座りの練習を行います。
言語聴覚士(ST)スタッフ 1名
うまく飲み込みが出来ない方へ嚥下機能のリハビリを行います。 嚥下内視鏡検査(VE)を行い、飲み込みの状態を確認しながら、医師・看護師・栄養士と協力して患者さまに最適な食事形態を決定したり、ご家族などへ食事の介助方法の提案なども行っています。
また「ことばが出てこない」などの症状が現れる失語症、「ろれつが回らない」などの構音障害や発声障害に対するリハビリも行っています。